DUALSHOCK ライクのコントローラー。背面ボタンにマクロ機能、多数の機器に対応する高いユーティリティ、お求めやすいお値段
最近のコントローラー高すぎです!
9月にはPS5本体が値上がりしましたが、その時一緒に周辺機器も値上がりして、なんとDualSenseは11,480円・・・。ニュースを見た瞬間、目玉が飛び出ました。入力機器の中でもコントローラーって特に消耗品で、左アナログスティックなんて、激しい動きのゲームをしてるとゴリゴリ削れますよね。(えっ私の握力・・・強すぎ?)そしてちょっとした操作感の違いに敏感なゲーマー達は、頻繁に買い換えが必要になります。
PSっぽいコントローラーをお探しの方に、DUALSHOCK4・DualSenseと比較してみます。
8BitDo Pro 2ってどんなコントローラー?
といいつつ、改まって紹介するほどマイナーなコントローラーではなく、ゲーマー達には有名な香港の会社「8BitDo」の作るコントローラーです。別に怪しい会社というわけでは無く、XBOXの公式ライセンス商品を作ったりもしています。質感高いレトロな雰囲気のコントローラーを色々作ってて、スーファミっぽいやつだったり、ネオジオっぽいやつだったり、メガドラっぽいやつだったり、マニア心をくすぐられます。今回紹介する8BitDo Pro2も、他にも沢山詳細なレビューがありますので、細かな数値はそちらにお任せし・・。形の似ているPS4(DUALSHOCK4)、PS5(DualSense)のコントローラーとふんわり比較。
基本的には純正より安く買えて機能も豊富、でも細部の作り込みは少し劣るかもという感じでした。PCやSwitchにiOS・Androidと、複数のプラットフォームで動作します。
外観
ぱっと見の外観は、DUALSHOCKにスーパーファミコンのコントローラーを貼り付けたような見た目。(同社のSN30にグリップが付いた感じです。)カラーリングはSFCやPlayStationをインスパイアしていて、レトロな雰囲気があります。私の購入したG Classicバージョンはスーファミカラーでボタンの印字は外に、Grayバージョンだとプレステカラーで印字がボタンの中になります。ボタンの配置はSwitch準拠のA/B/X/Y、スティックは十字キーが上のPS準拠の配置です。手に持ってみてもグリップは握りやすく、どのボタンにも違和感なくアクセスできます。
DUALSHOCK4・DualSenseとの比較
ここからはDUALSHOCK4・DualSenseと画像で比較していきます。
サイズ感は大きい順からDUALSHOCK4 → DualSense → 8bitの順ですが、軽さはDUALSHOCK4が一番軽いです。1つ特徴的なところがあって、8BitDo Pro 2はグリップの長さが短く、持ち手の角度がまっすぐ。大きな手の方は違和感を感じる部分かもしれません。
8BitDo Pro 2は十字キーの間が切れていないタイプ。斜め押しは若干慣れがいるかもしれません。アナログスティックの感覚はほとんど同じ、後述のソフトウェアで感度調整ができます。十字キー下にはマッピングができるお星さまマークのボタン。
8BitDo Pro 2は他と比べてボタンが若干高く、軽い感触で押した時にカチャカチャと音がします。感度は良好で操作に違和感はありません。ボタン下にはマッピングができるハートマークのボタン。
8BitDo Pro 2はUSB-C、横のボタンはペアリングのボタンです。LRのトリガーが横に長め。L2R2は感度調整ができます。
基本的な形状は似ているので、PSコンを使っていた人は違和感なく移行できそうです。ただ、ボタンのカチャカチャ音や十字キーの造形など、細部では純正コンの方が良いと感じる部分もあります。
背面のスイッチで簡単切り替え!色んな機種で使えます
これ分かりにくいんですが、左からS(Switch)、A(iphone・mac)、D(Android)、X(Windows)で切り替えができます。ワンボタンで色んな機種の切り替えが出来てとにかく便利。
バッテリー充電式だけど単三電池でも動く
凄くいいなと思うのが、付属のバッテリーの代わりに単三電池が使えます。これ画像左側が両方マイナスに見えますが上からマイナスプラスです(1敗)
マッピングや感度設定、便利なソフトウェア。マクロ機能もあるよ
公式のソフトウェアUltimate Softwareで色々と細かく設定ができます。ダウンロード先は英語か中国語しかないんですが、サイバーガジェットで取り扱いがあって、そこのサポートページで詳しく説明があって分かりやすいです。
CYBER Gadget 8BitDo Pro 2 Bluetooth gamepad サポートページ
色々といじれて便利なんですが、個人的にはマクロ機能にお世話になりました。
具体的にはA連打状態にしてポケモンSVの学園最強大会に乗り込んでました。
まとめ
- PSコンを使っていた人は違和感なく移行できる。プロコンや箱コン愛用者は、同社のUltimate Bluetoothコントローラーも候補に。
- 高レベルでまとまっていますが、細部の作り込みは純正品に少し負けるかも、その分お安いです。
- 特筆すべきはユーティリティ。ワンボタンで色んな機種を切り替えOK。感度設定やボタンのマッピング、マクロも使用できる優秀なソフトウェア
純正品にはない追加機能が魅力的。価格以外にも積極的に選びたくなる理由ありです。