「Slay the Spire」など筆頭に、日本でも根強い人気があるけれど、周りを見てみると遊んでる人って意外と少ない・・少なくない?数少ない友だちに話を聞いてみると、スレスパは難しくて序盤で投げたらしい・・。 ローグライクってやっぱり難しめの作品が多いのは事実で、複雑なルールだったり、シビアなリソース管理だったり、それを乗り越えて遊んでいたら意味の分からないところであっさり死んで最初からになったりと、面白くなってくるまでなかなかたどり着けません。
でも大丈夫!そんな方にオススメしたいのが「Cobalt Core」なんです。
もくじ
どんなゲーム?
Slay the Spireライクのデッキ構築型SFローグライクです。パブリッシャーは「Brace Yourself Games」というカナダのゲームスタジオで、音楽に合わせてゾンビが踊る「Crypt of the NecroDancer」とかの愉快なゲームを発売しています。(同じシステムでゼルダの世界観の「Cadence of Hyrule」というゲームもあるのでSwitchユーザーはそっちのほうがなじみ深い?そうでもない?)
みんな大好き、かわいいドット絵で表現された動物のフレンズ達は、タイムループの底に取り込まれているのにコミカルで明るくユーモアたっぷり。日本語訳も及第点で、ゲームを進めていくとキャラクター達の関係性がなんとなく見えてきます。ストーリーも王道ながら、オールクリア時の演出にはグッとくるものがありました。世界観を彩るBGMも素晴らしいものが多く、ドット絵なのに広い宇宙を感じるのは軽快で広がりのあるBGMの存在が大きいです。感覚的にはSFローグライクの名作「FTL:Faster Than Light」と似た雰囲気。あちらもドット絵のシンプルなグラフィックですが、宇宙の壮大さを感じるのは音楽の表現力にあります。