「TP-Link DS105X レビュー」ファンレスで静かな10Gスイッチングハブ

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ファンレスで静か、コスパも○な10Gハブ

こんばんは、最近はナイトレインで夜ばっかり渡ってるかなりあです。

以前も記事にしたんですが、自宅に10Gの回線を導入。ところがプロバイダから貸与されたルーターは有線の10Gポートが1つだけ。ゲーム用のデスクトップには絶対欲しいし、お仕事用のMacやNASにも繋ぎたい。1つじゃ全然足りません。

やはり10Gスイッチングハブの導入は必然・・!

設置場所は寝室兼用の仕事部屋、ポート数は多くなくてもOKということで、5ポートで静かなものを探してTP-Linkの「DS105X」に落ち着きました。1ヵ月ほど使用したのでレビューします。

もくじ

DS105Xってどんなハブ?

そもそもの話なんですが、家庭用の10Gハブって選択肢がほとんどありません。執筆時点では大手メーカー製だとTP-Linkかバッファローのどちらかになります。FOXNEOやkeepLiNKなんかの中国系の製品もありますが、今回は候補から外しました。

となると、実質はTP-Linkかバッファロー、5ポート or 8ポートのどちらかとなり、4製品の中からしか選べません。その中で唯一ファンレスなのがTP-Linkの5ポートモデル「DS105X」です。

発熱はちょっぴり心配だけど、ファンなりヒートシンクなり後からの対策も簡単です。私は真っ暗&無音で寝たい深淵の睡眠派なので今回は何より静かさを重視しました。

それ以外の基本的なスペックは、「全ポート10GbE対応」とか「アンマネージ/プラグ&プレイ」とか「金属筐体」とか、両社とも大体同じです。

公式HPより「DS105X」スペックの重要そうなところだけ抜粋。

規格&プロトコルIEEE 802.3, 802.3u, 802.3ab, 802.3x, 802.1p, 802.3an, 802.3bz
インターフェース100Mbps/1Gbps/2.5Gbps/5Gbps/10Gbps RJ45ポート×5
ファンの数量ファンレス
寸法226 × 131 × 35mm
最大消費電力21.4W

パッケージや付属品

パッケージはこんな感じ、よくありそうなデザイン
付属品は最低限、説明書とゴム足、ACアダプタのみ

パッケージはいかにもハブやルーターが入ってそうなデザイン。付属品は最低限で、マグネットは付いてこないのでスチールデスクなどに固定したい場合は別途必要です。

外観

正面にはステータスランプとRJ45ポート×5
裏面はセキュリティロックと電源の差し込み口
両サイドには放熱用のスリット
背面にゴム足を付けたところ、マグネット取付け用の穴もあります


ファンレスなので、金属製の筐体やサイドのスリットでそのまま熱を逃がすような設計、高級感は無いですが安っぽさもありません。RJ45ポートは5つで全ポート10Gに対応しています。

ポートにはLEDがついていて、100M/1G/2.5Gだとオレンジ色、5G/10Gだと緑色に光るのでネットワークの状況がわかりやすいです。

使用感・スピードテスト

プラグ&プレイなので、特に設定は必要ありません。電源とLANケーブルを差し込むだけです。LANケーブルは基本的にはCat6Aを使用しましょう。※Cat7とか8はノイズがのって逆に遅くなったりする場合あります。

今回はドアの下を通したかったのでサンワサプライのメッシュフラットケーブルを一緒に買いました。フラットケーブルにしては厚みがあって丈夫そう。しなやかで取り回しも良いのでオススメです。※厚さが2.3mmあるので狭い隙間の場合は通るかどうか要チェックです。

実際にLANケーブルで繋いで見ました。接続としてはこんな感じ。

[ONU]

[NECのメインルーター]

[TP-Link DS105X]
├─ ゲーム用PC(Legion Tower 5 Gen 8)
├─ お仕事用PC(MacStudio M2)
├─ NAS(DiskStation DS923+)
└─ 無線LANルーター(Deco XE75 Pro ※2.5G)

・・・指すだけでバッチリ動作確認できました!続いてスピードテストもしてみます。

インターネット速度テスト

平日午前中の計測で5.7Gbpsでした。実用的には十分すぎますね、むしろ持て余してる・・。

NASのデータ転送速度

MacStudio(M2)とSynology Diskstation ds923+を接続してみました。RAID構成はHDD+Synology SHRです。書き込み速度が低めだけどでHDDでSHRだとこんなものかな?

ネット回線速度・データ転送速度共に、現実的なところでは十分な数値となりました。

熱対策について

DS105Xはファンレスなので、熱については気にしておいた方が良さそうです。実際上記の構成で使用していると、持てないほどでは無いですが熱くなります。詳細な温度は計れていませんが、冬場にポケットに入れっぱなしにしていたカイロくらいには熱くなります。(ガジェットレビューにあるまじきふわっとした例え)

私はアルミ板を敷いて使用していますが、7〜8月でも特に不具合は起きていません。様子を見ながら問題ありそうならファンかヒートシンクを導入しようと考えています。

まとめ

  • 大手メーカーで価格が安い。家庭用の10Gスイッチングハブは選択肢が全然ありません。大手メーカーではTP-Linkかバッファローのほぼ2択。
  • ファンレスでとっても静か。ファンが回らないので動作音はほとんど無し、反面やっぱり熱くなるので、熱対策については気にしておいた方が良さそう。
  • ポートが足りない方は8ポートモデルもあるよ。TP-Link・バッファロー共に8ポートのモデルもあるのでチェックしてね。

TP-Link DS105Xはとっても静かなスイッチングハブです。価格も安く、性能面も文句無しとコスパも高い。寝室や仕事部屋など、動作音が気になる環境では特にオススメです。

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