【Keychron B1 Pro レビュー】薄くてコンパクト、機能もコスパも◎

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薄型・テンキーレスでコンパクト、打鍵感もしっかりでキーマッピングにも対応、総合力の高いパンタグラフ(シザースイッチ)キーボード。

1日にキーボードを触ってる時間って長くって、私は仕事でも趣味でもずーっとキーボードを触っています。たぶん1日10時間くらい?と言うことは、人生の半分くらいはキーボードを触っているんです。だから入力機器にはいくらお金を使っても良いんです。

キーボード沼のみなさんこんにちは。かなりあです。普段メインで使用しているのはRealforce104で、テンキー付きの英字キーボードを使用しています。お仕事用のMacとゲーム用のWindowsにそれぞれ1台ずつ導入していて、特に不満なく過ごしています。

じゃあ新しく買う必要ないじゃないかと言われると、その通りです。何だけど・・・私はノートPCも持っていて(HUAWEIのMateBook X)外出用にキーボードって欲しいよね?そりゃノートのキーボードでもいいんだけど・・・、キーボードとマウスは別に用意したいよね?

というわけで導入しました、KeychronのB1 Pro。今回はノートPCに合わせてJIS配列にしました。

Keychron B1 Proってどんなキーボード?

Keychron(キークロン)は香港に拠点を置くキーボードメーカーで、キーボード愛好家グループによって2017年に設立されたブランドとの事です。確かにプロダクトをみてるとキーボード好きそう感が伝わってきます。機能面だけでなくデザインもミニマルで素敵ですよね。ちゃんと日本の代理店があってAmazonから購入できるのも安心。

今回購入したのはB1 Pro、シザースイッチ搭載のテンキーレス、薄型のワイヤレスキーボードです。普段使っているRealforceとは違ってパンタグラフ式。仕事がらMac純正のキーボード、Magic Keyboardも良く触るんですが、それに近い感触です。

よくロジクールのMX KEYS miniと比較されてる

パンタグラフのキーボードってどうなの?

で、実際キーの高さが高いメカニカルに比べて、薄型のパンタグラフってどうなの?って話なんですが、基本的にはパンタグラフの方が優れているように思います。メカニカルキーボードってキーが高いので背も高い、手首の角度が高くなるし、ちゃんとキーを押し込む必要があって、薄型で軽い力で入力出来るパンタグラフに比べると、長く使うと疲労感はメカニカルの方が上になりやすいです。

じゃあなんでRealforce使ってるのかって?ゲームをするっていうのが一番の理由だけど、打った感触が気持ちいいんだよね・・。気持ちよく入力してカチャカチャターン!ってすればビンゴ!みたいな感じですよ。(意味不明)

ただ実際メカニカルの愛用者は感覚的な部分を重要視されてる方は多いんじゃないかなと思います。(耐久性が高いとか、カスタマイズしやすいとかハード的なメリットももちろんあります。)キーボードはハートで打つもんだからね。

パッケージや付属品など

パッケージはこんな感じ、JIS配列買ったけど箱はUS配列の写真
英語と日本語の説明書がついてくる
わくわくする瞬間
付属品はUSBケーブルと2.4Ghzドングルと
USB-Aへの変換アダプタ(規格違反)
キーボードカバーが付いてくる、昔よくあったよね~

高級感は無いけど、別に安っぽくもないパッケージ、キーボードカバーが付いてくるのが地味に嬉しい。

WinとMacに両対応、接続は有線・2.4GHz・Bluetooth、バッテリー内蔵

各種接続方法はスイッチ操作で簡単切り替え

WindowsとMacに両対応、キーボード上側のスイッチで切り替え可能です。キーレイアウトはMacユーザーへも配慮が感じられる。

接続方式も一通り揃っていて、有線のUSB-C to C(規格違反だけどUSB-Aへの変換コネクタがついてくる)/2.4GhzのUSBドングル/bluetoothとなります。こちらもキーボード上側のスイッチで簡単に切り替え可能なので、複数ハードの使い分けにも便利。PS5に有線で接続しつつ、ノートPCに2.4GHz、タブレットにBluetoothで接続して、その都度切り替えみたいな使い方をしています。

バッテリーは800mAh、1回の充電で1,200時間使用可能でバッテリー持ちも良好。

見た目やキー配置など外観について

デザインや見た目について

今回購入したカラーは新色のレトログリーン。元々はホワイトとブラックの2色展開のところに最近追加されました。他の色に比べて500円くらい高いんだけど、キートップが白とグレーとグリーンの3色になってオシャレです。名前の通り、ちょっとレトロ感のあるくすみカラーが可愛くてお気に入り。

フレームとキーキャップはABS素材でそんなに高級感は無いんだけど、マットな質感で安っぽさも無い、全体的にミニマルなデザインで、ちゃんと所有欲を満たしてくれる仕上がりになっています。

キーの配置について

JIS配列を選んだんだけど基本的には素直な配置で違和感なく入力できると思います。良かった・気になった点は下記のようなところ。

  • win(option)がalt(command)と同じくらい大きい、これはMac使いには嬉しいポイント
  • 左下のcontrolも大きい、これも嬉しいよね
  • escでかくない?デザイン的にはカラーのワンポイントとしてこれくらいの大きさは欲しい感じだけど、他のキーと同じサイズにして、Insertキーを追加するか、F4・F8の横にちょっと空間作ってくれた方が嬉しかったかも。Insert使わない人も多いかもだけど、キーマッピングで変更しても良いよね~。
  • カーソルキーの上下は半分のサイズで押しにくい。これは仕方ないかな・・・。
Mac使いにも嬉しいoptionとcommandの大きさ
でかい・・でかくない?
←と→も半分サイズにしてスペース空けた方が誤入力は少なそう

サイズや打鍵感・打鍵音などの使用感について

持ち運びやすいサイズ感、軽量だけど軽すぎない絶妙な重さ

サイズは296mm×130mm、重量は実測では421gでした。ノートPCと一緒にカバンに入れても持ち運びやすいサイズと重さ。重量が絶妙で、軽すぎて入力の時に動いちゃう、みたいな事が無い丁度良い重さです。滑り止めも効いてるのかな?ちょっと強めに打っても問題無し。

ABS素材だからApple Magic Keyboardなんかと比べちゃうと剛性は高く無いけど、価格から考えると十分でしょう。

公式では425gとのこと

手首が疲れにくい、薄さと角度

簡単な測定だけど、薄さは手前側が5.8mm、奥側が13.5mmで角度としては3.2℃くらいの傾斜がついています。薄すぎると感じる人もいるかもだけど、慣れると手首をあまり上げなくても入力ができるので、背が低い方が疲れは感じにくい。

打鍵感良好できちんと静音設計。強く入力するとペチペチ音でちょっと安っぽさあり

キートップは凹みがあって指にフィットする形状、ストロークは浅めだけど、ほどよい重みと反発があって安定感がある。静音設計で打鍵音はかなり静か。普通に打っている分には外出先で使っても迷惑にはならなそう。

音自体も少し低めのカシャカシャとした感じで小気味よいです。ただエンターとかスペースとか、つい強めに押しちゃうと、ペチペチした音で値段相応の安っぽさはある。

キー1つの大きさは15.8mm、凹み形状

これは凄い!キーマップが自由に変更可能

ほんとに何のキーにでも変更できる

使い方によっては一番のストロングポイント。自由自在にキーマップを変更できる「Keychron Launcher」がとにかく凄い。何が凄いかというと、とにかく手軽。専用のアプリが必要無く、USBでつないでブラウザからLauncherにアクセスするだけ。しかも変更した設定はキーボードのメモリに保存されるので、他のPCに繋いでも設定が保存されたまま使用可能です。

カスタマイズ性も高いのが特徴で、キーのほとんどが自由自在に変更可能。マクロも組めるし、保存したキーマップを自由に行き来できるレイヤーの設定も可能。これが専用アプリ無しでできるのがほんとにエラいよね。外部アプリで設定するのってやっぱり敷居が高いし、そのPCにインストールしておかないとダメだからね。

マッピング機能は下記から利用可能です。

https://launcher.keychron.com

注意 PS5での使用について

PS5で使おうと考えてる方は要注意かも。あまりちゃんと検証してませんが、有線以外では上手く動作しませんでした。2.4GHzだと認識はするけど、shiftが効かなかったり、Bluetoothではそもそも接続ができなかったり・・・。有線で繋ぐ分には何も不具合なしでした。

まとめ

  • 高いコストパフォーマンス、性能と価格のバランス良し!良く比較されるMX KEYS miniとかApple Magic Keyboardと比べると、所々に安っぽさは感じる。でも実際安いから問題なし、機能性では負けてない。
  • 薄くて軽くて持ち運びやすいサイズ感。一番厚い部分で約13.5mm、カバンに入れやすい薄さです。重量は軽いけど、めちゃくちゃに軽い訳じゃなく、入力時に動かない絶妙な重さ。
  • 使いやすいキーマッピング、キーボードに保存されるのが便利。専用アプリが不要なのがとにかく気軽。キーレイアウトも自由自在なので、他キーボードからの乗り換えもしやすい。

Keychron B1 Proはとっても高コスパのキーボードです。WinとMacに両対応、接続方式も豊富で切り替え簡単。ミニマルなデザインで薄型・軽量・コンパクト。打鍵感良好で静音設計。使いやすいキーマッピング。そしてお値段なんと7,480円(ホワイトとブラックは6,930円)どこをとっても隙がありません。

在庫が不安定で、時々品切れを起こしてる印象。欲しいカラーと配列見かけたら確保しておいても良いかも。

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