「ANBERNIC RG35XXSP レビュー」GBA SPライクな中華エミュ機

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説明不要のデザインが魅力、パカパカ系ゲーム機

趣味のビーズを探して何気なくアリエクを見ていたら、おすすめ欄にゲームボーイっぽい携帯ゲーム機がでてきました。Miyoo-miniってエミュ機で、えっ、こんなのあるの!?って思ったのがきっかけで、中華エミュ機の世界に足を突っ込んでしまいました。(後で色々調べたら大ヒットした中華エミュ機だったみたい。)

レトロゲームマニアのみなさん、こんにちは、かなりあです。その後どうしても欲しくなって、色々探した結果、一番ビビっときたものが、中華ゲーム機メーカーでは定番、ANBERNIC社のRG35XXSPでした。

中華エミュ機買って何がしたいの?って考えた時に、そりゃエミュレーターですよね、昔のソフトは家にたくさん転がってるのでそれを動かしてみたい。(ダンパーは買わないと無いので、とりあえずPS1かな?)あとはPICO-8でした。時々ブラウザで遊んでたんですが、それが寝転んで遊べる・・。そしてあわよくば自分で作ったゲームを動かしてみたい・・

そう考えた時に、アナログスティックは無くてもOK、画面比率は正方形か4:3で探しました。最後まで候補に残ったのが正方形ディスプレイが魅力の「POWKIDDY RGB30」、オシャレなゲームボーイ風の「Trimui Brick」、そしてGBAライクでパカパカできる「ANBERNIC RG35XXSP」でした。

こうなると、やっぱり思い出補正が強いよね。目をつむると今でも鮮明に思い出せます。アズライトブルーの本体に刺さった封印の剣を。

もくじ

ANBERNIC RG35XXSPってどんなゲーム機?

ANBERNIC社(アンバーニック)は中華エミュ機メーカーの中では品質も高くて人気みたい。日本語の公式サイトもあって安心感があります。色んな機種を作ってて、めちゃくちゃ種類あるよね~。

今回購入したのはお手頃価格のLinux機、RG35XXシリーズのSPにしました。ノーマルのGBAっぽいRG34XXとか、正方形ディスプレイのRGCubeXXとか、ゲームボーイっぽいRG40XXVとか、魅力的なのが沢山あって、ANBERNICの製品だけでもほんとに悩みました。どうやら製品番号にXXってついてるのは、性能はほとんど同じで形状違いみたい。こんなの絶対揃えたくなるよ・・・。

進歩の原石だよこれ(ピクミン的呼び方)

どこで購入できる?

日本のAmazonでも取り扱ってるお店があるけどお値段高め。アリエクか公式ストアから購入する方が安いです。(私はアリエクで買いました。)

公式ストアのRG35XXSPのページ

公式ストアは色んなセールをしていることがあるので、値段はその都度確認しよう。安心感はあるけど、送料が1,850円くらいかかる。到着までは5~10日くらい。セール時に送料込みで10,000円切るくらいかな?

アリエクのAnbernic Official Store

個人的にはアリエクの公式ストアをオススメ。送料無料だし日本の公式ストアより安くなってることが多いです。私が買ったときは、送料無料で8,003円でした。到着も早くて5日くらいで届いたよ。

アリエクで購入してから届くまで

注文してから届くまでは↓のような感じ、追跡可能な商品はこんな感じで細かく追跡できる。今回は結構早いパターンで遅いときはもうちょっとかかるよ。それでも中国から来てると思うと早いよね~。

  • 1/19日の夜中に注文。
  • 1/20日中国から発送
  • 1/22日に日本に到着
  • 1/23日に通関手続き完了
  • 1/24日到着!

いつものグレーの袋と、なんか古めの梱包材にぐるぐる巻きで届きました。

アリエクで買うといつもこの袋
なんか梱包材古そう・・・

パッケージや付属品など

パッケージはこんな感じ、ANBERNICはいつも製品の線画がパッケージに描かれてるみたい
付属品はこんな感じ

割としっかりしたパッケージで、本体もきっちりガードされてる。付属品はガラスフィルムと、充電用のUAB-AtoCケーブル。フィルムが付いてくるのは嬉しいよね。寸法もピッタリ。充電は急速充電だと良くないみたいに聞いたので付属のケーブルを使用しています。

スペックなど

Linuxの事はちんぷんかんぷんですが、公式HPより重要そうなスペックを抜き出すと下記のような感じ。

カラーグレー、シルバー、クリアブルー 、クリアブラック クリアホワイト、クリアレッド、クリアグリーン
システムLinux
画面3.5インチIPS、640×480
CPUH700 quad-core ARM Cortex-A53、1.5GHz
RAMLPDDR4  1GB
WIFI/Bluetooth2.4/5G WIFI 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2(コントローラ接続のみに対応)
バッテリー3300mAh
充電5V/1.5A
サイズ/重量W89×D85×H27mm、192g

エミュレーターはPSPまで対応って書いてるけど、アナログスティックついてないしPSくらいまでかな・・。あと公式HPでは凄い派手な画像で、フタにマグネットが付いてることを推してました。開閉でスリープと復帰が出来るのが推しポイントみたい。確かにシャットダウンしちゃうと起動まで結構待つし良い機能なのかも。

バッテリーは3300mAHで公称だと8時間持つらしい。

外観・インターフェースなど

デザインや見た目について

見た目はまんまGBASPなんだけど、持った感覚は一回り大きめ。画面サイズもその分大きいです。ビルドクオリティは安価なのにしっかりしてます。キッチリ閉じてゆがみもなし、ボタン類もしっかりした反発で好印象。

クリアレッドのスケルトンカラーにしたんだけど、磨りガラスみたいなマットな加工に、サラサラとした手触りで心地よいです。

上フタ、4スミのテープみたいなのが気になる
裏側にはバッテリーのフタ、これもGBASP風だよね

スケルトンカラーは良いんだけど、上フタ部分がちょっと残念ポイント。折角透けてるのに雑に両面テープ貼ったみたいになってる・・。これは見えない方が良かったかも。

サイズや重量の実測

簡単な計測ですが実測では以下のような感じ。(ダイソーの安物デジタルノギス)

折りたたみ時:幅88.7×奥行87.2×高さ27,4(開いたときの奥行き168mm)、重量は付属のガラスフィルム込みで203g、大体公称通りかな?

横幅88.7mm
奥行87.2mm
高さ27.4mm
開いたときの奥行168mm
付属のガラスフィルム貼って203g

開き角度について

公式サイトをみると自由自在に角度調整できそうな風になってるけど、実際に固定されるのは↓の角度。GBASPとほとんど同じです。※新色が出る以前、1つ前のモデルだと開き角度が少し浅いみたい。

押し込むとここまで開いて固定できる

インターフェースについて

接続関係は本体上側に充電用のUSB-C、画面出力のMiniHDMI。下側はイヤホンジャックにMicroSDカードスロットが2つで、左側(TF1)がシステム用、右側(TF2)がROMなどのストレージ用です。

側面右側に通知ランプ、電源ボタンとリセットボタン、左側に音量調整ボタンです。

【上側】充電(USB-C)とMiniHDMI
【下側】イヤホンジャックにMicroSDカードスロット
【右側】通知ランプ、電源ボタンとリセットボタン
【左側】音量調整ボタン

画面・使用感やシステムについて

エミュレーターで遊ぶ前に(お約束みたい)

自分が所有するソフトから吸い出したROMのみを使用しましょう。ネット上で配布されているROMのダウンロードは、多くの場合違法です。

画面はips液晶、アスペクト比4:3(640×480 VGA解像度)

ips液晶で視野角は良好、輝度も十分な明るさです。折りたたみの構造上、フレームの内側に液晶が入っていて、付属のガラスフィルム貼るのにちょっと苦労しました。解像度は高く無いけど、レトロゲームを遊ぶには丁度良いです。

画面はPS1を代表する?名作アストロノーカ

全然関係無い話ですが、コスモぐらしの新作はまだですかね?

スピーカーはGBAと同じ位置のモノラルスピーカー

音質はそれなりですが、レトロゲーなら十分かな。音量が結構出せるのは好印象。このスピーカーの位置も絶対狙ってるよね〜。

ボタン類など操作感

ボタンは意外に高さがあるんだけど、しっかりとした反発があってストローク自体は浅く感じます。十字キーとABXYボタンは同じ感触で、ポチッとした触感が気持ち良いです。スタートとセレクト、メニューボタンはちょっとチープ、クリック感はキッチリあるんだけど、他のボタンより一回り大きいカチッとした音が安っぽい。

LRはストローク浅めで、カチッとしたクリック感。前述のスタート・セレクトに比べてこちらは音が控えめ。
L2/R2は少し段差がついてて工夫はあるんだけど・・、やっぱり押しにくいです。使うことほとんど無いので良いんですが。

全体的には良く出来ていて、小さいスペースながらもクリック感ある各種ボタンのおかげで気持ち良くプレイできます。元祖SPの時からそうですが、このコンパクトなまとまり感がある操作体験って強みの1つだと感じます。

ボタン類の音が大きい

前述の様に操作感は快適なのですが、押したときの音が大きいのが難点。アクションゲームとかで次々に操作をすると、ポチポチポチッ!と大きめの音で気になります。一人で遊ぶ分には気になりませんが、外出時に遊ぶとか、子育て中で隣に子どもが寝てるとか、そういうシーンでは使いにくいそう。

Redditのレビュー見てたら、既婚男性なので一人で家に居ることが少なく、人前で使うのが恥ずかしいです〜みたいなレビューがあって、外国人でもそんなの気にするんだとちょっと面白かった。

ANBERNIC公式Stock OS、初心者でも遊びやすい

搭載されているのはANBERNICの独自OSで、「Stock OS」って名前みたい。おしゃれなUIとかそういうのは無いですが、日本語化も出来て普通に分かりやすくて普通に使いやすいです。細かいカスタマイズは物足りなさがあるのかも。私は初心者なのでこれで満足・・・してたんですが、最近muOSを導入しました。機会があったら記事にしようと思います。

メニューが横並びで並んでる
設定の言語設定から日本語にできるよ(翻訳は怪しい)
「ゲームルーム」機種を選んで起動
こっちは「RetroArch」

エミュレーターの動作について

ダンパーが無いのでPS1とPICO-8しかプレイしていませんが、PS1は快適動作でした。色んなレビューを見てみると、PSPや64、ドリームキャストなんかもそこそこ動くみたい。

PICO-8はもちろん余裕
画像は「Celeste」PICO-8では一番有名かな?

スリープ・スリープ復帰について

スリープの設定に「ノーマルスタンバイ」と「スーパースタンバイ」の2つがあります。

「ノーマルスタンバイ」は通常のスリープで、フタを閉じてスリープ→フタを開けるとスリープ復帰、ただし消費電力は大きめ。

「スーパースタンバイ」はより省電力なんだけど、フタを閉じてスリープ→復帰には電源ボタンを押す必要がある。

基本的にはスーパースタンバイをオススメ、ノーマルに比べてかなり長持ちする印象。待機だけなら2~3日は十分持つよ。FW 1.0.6かららしいので、中古で買った方はアップデートしよう。

旧モデルと新モデルについて

RG35XXSPって2024年の9月頃に新色を出したんだけど、カラーが追加されただけじゃなくて、それ以降のモデルはマイナーチェンジされてるみたい。開く角度が変わったり、ボタンの音がちょっと改善されたり、バッテリーとcpuの間に仕切りが追加されたりと、性能は変わってないけどちょこちょこ改善されてる。

公式ストアとかから買うときは問題ないと思うんだけど、中古を買ったりする場合は旧モデルか新モデルかは要注意かも。心配なら新色の「クリアグリーン」「クリアレッド」「クリアホワイト」を買うと間違いないかな?

まとめ

  • GBASP風のデザインで軽量コンパクト、お手頃価格でビルドクオリティも高い。GBASPをしっかりパクり研究してデザインされているので満足感高いです。1万円を切る価格で基本的な品質も良好。ヒンジやボタンもしっかりしてるよ。
  • 綺麗な画面にわりとパワフルな性能。画面はips液晶で視野角良好、十分な明るさ。性能的にはPS1は快適動作、PSPや64なんかもそこそこ動くみたい。(アナログスティックが無いので操作は難しそう?)
  • ボタンの音が大きい、外出先や人前では気を使うかも。ボタンのカチカチ音は結構大きい、一人で遊ぶなら気にならないかな。

RG35XXSP、やっぱり一番はこのデザインだよね。持ってるだけで嬉しくなってパカパカしちゃう魅力があります。性能や操作感も良好、中華エミュ機では定番のANBERNICの製品ということで、私みたいな初心者にも安心でした。

アリエクや公式ストアが安いと思うけど、少し高くても日本のストアから買いたい方はAMAZONのセラーでも取り扱いがあります。

公式ストアのRG35XXSPのページ

アリエクのAnbernic Official Store

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